一ヶ月半のドイツ語学習経過
一ヶ月半前にドイツ語学習を始めてからの感想と反省を述べたいと思います。
ドイツ語の学習を継続的に行うに当たって目標とマイルストーンが必要であると思い、いくつか決めてみました。
1. なぜドイツ語を学ぶのか
・世界でのドイツ語圏の技術力は非常に高い。エンジニアとしてドイツ語は必須。
・国際的な職場でのバイリンガル以上は当たり前、英語だけでは足りない。
・語学アレルギーの多い日本でのマイナー言語習得の価値。
2. ドイツ語習得後の目標
・数年後ドイツ語圏でエンジニアとして働く、または日本に来るドイツ語圏エンジニアとコミュニケーションするため。
・日本ではヨーロッパ圏の人々は英語が堪能というイメージが強いが、実はそうではない。大卒の文系ホワイトカラーは比較的に英語がネイティブに近い方が多いかもしれないが、工場勤務や田舎では少ない。英語で伝えられる情報に制限が生じる。
・ドイツに移民が増える?ドイツ語話者増?
3. ドイツ語習得までのマイルストーン
・ヨーロッパの言語レベル基準(CEFR)とドイツ語検定やゲーテインスティチュートを用いて自分の語学レベルを評価する。(適当な比較表で参照)
例えばこれ↓
一ヶ月半経過した私の能力がA1だとし、最終目標はC1としています。(ProfessionalのC2は日本で短期学習ではほぼ不可能と考えています。)
現在(2016年12月現在) A1レベル (Beginner)
半年後(2017年夏ごろ) B1レベル (Lower Inter-midiate) 独検検定3級
一年後(2018年初めごろ) B2レベル (Upper Inter-midiate) 独検2級、準1級
二年後(2019年) C1レベル (Advanced) 独検1級
以上のようなマイルストーンで行いたいと思います。C1レベルさえあれば、大学の交換留学あわよくば正規留学が可能なレベルですので、まずはそれを目指します。ゲーテインスティチュートは高価で日本であまり開催されていないかつ教材が少ないため、必要であれば受けることにします。上記のように設定した背景には私の英語習得の経過を参考にしています。
4. ビギナーからのドイツ語学習戦略
どのような言語を学ぶ上でも、まず第一に最も必要なことは言語に対するアプローチであると思います。日本人が陥りがちな言語アレルギーも初期段階に何をどうすれば良いか間違っていることから生じています。
まず、言語を学ぶ際は「読み書き」と「会話」で分けるべきではありません。
言語のアプローチの正しい分け方は「インプット」と「アウトプット」です。
つまり、「リーディングとライティング」と「リスニングとスピーキング」ではなく、「リーディングとリスニング」と「ライティングとスピーキング」で勉強していく方法が適切だと考えています。これらに関してはまたの機会に詳しくまとめることにします。
というわけで、まずビギナーに必要なことは圧倒的な「インプット」です。
それでは何が必要か。
1. 語彙力
2. 文法力
3. 発音(聞く方)
B1レベル以上になるまではこれらに徹底的に取り組みます。決して「アウトプット」をしないということではなく、割合としては8:2くらいです。
5. 教材選択
正直、周りにドイツ学習している友達はほぼいないのでインターネットが頼りです。調べてみても、残念ながらあまりドイツ語のバイブルのようなものはないようでした。
アマゾンのレビューを参考に教材を選択しました。
・語彙力
結局、レベル別に行うのが良いかと思いました。自身のマイルストーンからの独検メインなので勉強しやすいと思います。名詞以外の単語には、全てに例文がついているのでただ闇雲に覚えるだけでなく、単語の使い方も学べます。品詞の変化を多いドイツ語では、変化に対応することが非常に重要ですので助かります。
・文法力
ガチガチの文法書は後で、初めは概要をつかむ超基礎のエッセンスだけを取り出した一ヶ月かからない程度の物を選びました。正直、他のビギナー本とはあまり大差ないと思いますが、レビューが良いのでこれに決めました。
実はこの一ヶ月で一通り目を通し練習問題も解き終わりました。シンプルな説明でドイツ語の大まかな構造を学ぶにはもってこいです。復習のためにもう一度目を通す予定です。
・発音
英語ができる方であればオススメします。ゲーム感覚で学習ができるので効果的です。ただ、これをメインに勉強するのは反対です。空き時間疲れた時に使用するのが良いと思います。
発音に関してはこのアプリと他本の付録を使用していきます。
つらつらと書き連ねましたが、正直に言うとまだまだ手探り状態です。なんだかんだ、言語は時間と量が全てだと思いますが、頑張っていきたいと思います。
では。